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【2026年 ライブ参戦記 THEE MARLOES “DI HOTEL MALIBU” JAPAN TOUR 2026 @ SOCORE FACTORY 2026.9.5 】

仙石幸一
9月6日
読了時間: 4分


最近、チケットを押さえていても急なスケジュール変更で行けないことがちらほら。

なので最近は、

「ほんまに行けるか?」と、ギリギリまでチケットを買うのを迷うことも増えてきた。

ただ、これには大きな問題がある。

「まぁ大阪公演やし、まだ大丈夫やろ」

なんて余裕かましていると、

突然現れる、SOLD OUT。SOUL'd OUT。

……マジかよ。ウェカピポ。。。


こうなると、もう悔しくて悔しくて仕方ない。

そこから始まる、

「イープラスからキャンセル分とか、ちょろっとこぼれてこんか?」という必死のアクセス大会。

更新。

更新。

また更新。

そして今回のTHEE MARLOESも、

「まだ大丈夫やろ」

なんて思っていたら、見事にチケットを逃す。

半べそ。

しかし、ここまで来ると諦めきれない。

もう意地です。意地でもチケットを探す。

そして、なんとか入手。

危なかった……。

ライブが始まる前から、すでに妙な達成感。

ということで、ライブを観る前から、ひと仕事終えた気分です。






◯THEE MARLOES


  • インドネシア・スラバヤを拠点とするR&B/ソウルバンド。Natassya Sianturi(Vo/Keys)、Sinatrya Dharaka(Gt/Producer)、Tommy Satwick(Dr)を中心に活動

  • 60〜70年代のソウル、R&B、ファンクを土台に、レゲエ、ヒップホップ、サイケデリック、インドネシア音楽を取り入れた独自のサウンドを展開

  • スラバヤでライブを重ねながら注目を集め、NYブルックリンの名門Big Crown Recordsと契約。2024年に1stアルバム『Perak』を発表

  • Natassyaの甘く切ない歌声と、古いレコードのような温かい音像で海外にもリスナーを広げ、同年には初来日ツアーを開催

  • 山下達郎など日本の音楽からも影響を受けており、アメリカン・ソウルの単なる再現ではない幅広い音楽性が特徴






◯2nd Album『Di Hotel Malibu』


  • 2026年5月22日リリース。1st『Perak』以降の世界各地でのツアー経験を経て制作された2ndアルバム

  • ヴィンテージ・ソウルを軸にしながら、レゲエ、ヒップホップ、チカーノ・ソウル、サイケデリックなど、バンドが持つルーツをさらに広く作品へ反映

  • 「6 Years」「Di Hotel Malibu」など、甘いメロディーと哀愁というTHEE MARLOESの魅力はそのままに、曲ごとの表情がより豊かに

  • 地元ミュージシャンも参加し、1stより使用楽器やアレンジの幅を拡大

  • シンプルなソウルバンドから、より色彩豊かなアンサンブルへ

  • Natassyaは英語だけでなくインドネシア語やバタク語も使用。自分たちの土地や言語をより積極的に作品へ持ち込んでる






◯音源の甘さを超える、6人のグルーヴ



  • この日は本体3人にRhesa Filbert(Ba)、Sandy Kusuma Ridi(Perc)、Janitra Yasodhara(Flute)を加えた6人編成

  • 新作で増えた音の色彩を、生バンドでしっかり鳴らす布陣

  • 序盤の「I Know」「No One Else」「Everyday」から感じるのは、音源とのギャップ。レコードではチルでメロウなのに、ライブではベース、ドラム、パーカッションがグッと前へ出て想像以上にパワフル



  • 中盤は「Di Hotel Malibu」「Logika」「I Love You But I’m Tired」など新作へ

  • ジャンルが次々変わるというより、レゲエの跳ねやサイケの浮遊感まで全部ひとつのグルーヴとして自然につながっていく

  • 「6 Years」ではNatassyaの歌が前面へ。柔らかく甘いのに、どこか寂しい。演奏が後ろへ下がるのではなく、6人のアンサンブル全体でその切なさを押し上げる

  • 後半は「Perak」「Overthinking」「I’m Gonna Be Around」など1stの楽曲も

  • 新旧を並べることで、音楽性は広がってもTHEE MARLOESの核にある“歌とグルーヴ”は変わっていないことがよく分かる

  • 特に面白いのがフルートの存在。太いリズム隊とSinatryaのギターの上を柔らかく漂い、SOCORE FACTORYの距離感だからこそ細かな音の重なりまでしっかり伝わってくる

  • インドネシアのバンドだから珍しい、ではもう全然ない

  • 良い歌、良い演奏、そして強いグルーヴが充満した夜






◯まとめ


  • 2024年の初来日から2年。大阪公演SOLD OUTという結果にも、日本での支持の広がりが表れている 

  • 「俺、この曲好きやわぁー」とか、いちいちお気持ち声に出して表明する謎のノリのいい兄ちゃんがいてウザいけどピースだった笑

  • 半べそからの意地のチケット確保

  • 結果、諦めなくてよかった。

  • ただし次からは、「まだ大丈夫やろ」を信用しない




仙石幸一

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