【2026年 ライブ参戦記 THE PREDATORS TOUR 2026 “Rock’n’Roll Undercover” @ なんばHatch2026.9.29 】

9月もいよいよ終盤。
振り返れば今月も、まあまあライブへ行った。
いや。
「まあまあ」という便利な言葉で誤魔化しているだけで、普通に行きすぎているみたい。自覚はない。だって、見逃したライブがまだあって悔しくて歯が欠けるほど奥歯噛み締めてる。
そして今日も大阪へ。
お目当てはTHE PREDATORS。
なんとツアーは約8年ぶり。
こういう「久しぶり」「復活」「今しか観られない」という言葉に、最近めっぽう弱い。
だって8年よ。
次また8年空いたら、その時の俺の足腰はどうなってるんよ。
THE PREDATORSより先に、こちらが活動休止している可能性すらある。ならば行ける時に行く。
最近ライブへ行きすぎている自分を正当化するため、何度も使っている理論であります。
ということで今日も音を浴びに行く。
◯THE PREDATORS

2005年、the pillowsの山中さわおとGLAYのJIROが意気投合し、ストレイテナーのナカヤマシンペイを誘って結成
同年、1stミニアルバム『Hunting!!!!』を発表。それぞれの本隊とは違う、シンプルで荒々しいニルヴァーナのような音を鳴らすバンドとしてスタート
2008年に『牙をみせろ』を発表し、初の全国Zeppを巡るツアー「SHOOT THE MOON TOUR」を開催
2010年、ナカヤマシンペイが脱退し、ELLEGARDENの高橋宏貴が加入。現在の山中さわお/JIRO/高橋宏貴という3人になる
以降『THIS WORLD』『Monster in my head』『ROCK’N’ROLL PANDEMIC』などを発表。各々の活動の合間に集まる、独特のペースで活動を続ける
2018年「Arabian dance」と全国ツアーを最後にライブ活動が途絶える
◯2026年、8年ぶりの新曲

2026年8月14日、約5年ぶりとなる新曲「オリバー」を配信リリース
久々のライブ活動本格再開と同じタイミングで届けられた新曲
久しぶりだからと力みすぎなき、3人らしい軽快でシンプルなロックンロール
さらに9月には「Rock! Rock! (Till You Drop)」も発表
ライブで鳴らすことを意識したような直球ロックナンバー
山中のギター、JIROの太いベース、高橋宏貴のドラム。音を足すのではなく、3人の音そのものを前へ出すTHE PREDATORSらしさは新曲でも健在
◯8年ぶりでも変わらない、3人のロックンロール

序盤から「Nightless City」「BRAIN CALLY」「TRIP ROCK」などで一気に加速
8年待ったフロアの熱量もいきなり爆発し、久々のライブとは思えないスタート
やっぱり気持ちいいのが3ピースの音
音数が少ないぶん全部が剥き出しで、それぞれの音の強さがダイレクトに飛んでくる
MCでは、さわおさんが高橋さんの普段の行動を振り返りながら「こいつ、もう俺のこと先輩だと思ってないだろ」と感じている話へ
演奏中の格好良さから一転、長年一緒にやってきた3人のユルい関係性に笑わされる
中盤には2026年の新曲「オリバー」
8年ぶりだからと過去曲に頼らず、新曲が何の違和感もなくセットへ馴染む
懐かしの復活ではなく、ちゃんと現在進行形
後半は「ROCK’N’ROLL LAY DOWN」「I know nothing」「LIVE DRIVE」から「Hurry up! Jerry!」「Bakuon Drop」「WILD TIGER」と再び爆発
序盤以上の勢いでフロアを最後まで押し切る
アンコールでは、さわおさんからJIROさんとの思い出話
TAKUROさんにポール・マッカートニーのライブを奢ってもらった時の話や、GLAYのライブでVIPルームに入った際のエピソードなど、長い付き合いだからこその話が次々飛び出す
本編ではJIROさんもGLAYとはまったく違う3ピースのベーシストとして低音を一人で背負い、アンコールではGLAY側のエピソードまで聞ける
この両方を味わえるのもTHE PREDATORSならでは
爆音ではひたすら格好よく、MCになれば3人の長年の関係性で笑わせる
8年ぶりという感傷より、「この3人が集まるとやっぱり面白い。そして何よりロックンロールが格好いい」を再確認する110分
◯まとめ

2018年以来となる約8年ぶりのツアー
久しぶりだからありがたい、ではなく、2026年に観ても単純にこの3人が格好いい
MCもたっぷりめでお笑い要素強く関西人にはありがたい
次がいつになるのかは誰にも分からない
でも次は8年もあかないはず
山中さわお氏の還暦あたりでどうでしょうか
仙石幸一



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