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【2026年 ライブ参戦記 THE ROOTS Japan Tour 2026 @ Zepp Namba 2026.8.31 】

仙石幸一
9月1日
読了時間: 3分

Billboardでの余韻を楽しみながら、続いてZepp Nambaへ移動。

久しぶりの地下鉄移動も、なんだかちょっとしたアトラクション。

最近は電子決済で電車に乗ることが増えて、券売機で切符を買う機会もほとんどない。


ふと思う。


俺、今ちゃんと切符買えるんやろか?

知らず知らずのうちに、券売機の前でオロオロするオジサンに退化してないだろか。

そんな未来への不安を地下鉄でぼんやり考えながら、Zepp Nambaへ。

そして会場前に到着した、その時。


……ん?


KING OF DIGGIN’、MURO氏が目の前に?!

まさか大阪で、こんなところで遭遇するとは。


「写真お願いしようかな……」


一瞬迷う。

しかし、ここはグッと堪える。

心の中だけで「うわ、本物や」と盛り上がりながら会場の中へ。

8月最後のライブ。

待っているのはTHE ROOTS。





◯THE ROOTS


  • 米フィラデルフィアを代表するヒップホップ・バンド

  • 中心人物はMCのBlack Thoughtとドラマー/音楽監督のQuestlove

  • 1993年『Organix』でアルバムデビュー

  • DJ+MCが基本だったヒップホップを、生バンドで鳴らすスタイルで切り拓いてきた存在

  • 1999年『Things Fall Apart』が大ブレイクし、🎵You Got Meなどを生み、ヒップホップ史に残る名盤となる






◯40年の重みが凄い


  • 「You Got Me」で、2000年グラミー賞Best Rap Performance By A Duo or Groupを受賞

  • 2002〜2008年にかけ、『Phrenology』『The Tipping Point』『Game Theory』『Rising Down』を次々発表

  • ロック、ファンク、ジャズ、ソウルまで飲み込みながら、ヒップホップ・バンドの可能性を拡張

  • 2009年に『Late Night with Jimmy Fallon』のハウスバンドに就任。世界的ヒップホップ・グループがほぼ毎晩テレビで生演奏するという異例のポジションを確立

  • 2010年〜2014年にかけリリースされた『How I Got Over』『Undun』『…And Then You Shoot Your Cousin』で更なる音楽てき深化をみせる

  • John Legendとの『Wake Up!』ではグラミーBest R&B Albumも受賞

  • Questloveは映画、DJ、執筆などへ活動を拡大し、『Summer of Soul』ではグラミーBest Music Filmを受賞






◯めちゃくちゃ黒ーーーっい


  • THE ROOTS Japan Tour初日

  • 今回の来日メンバーはBlack Thought、Questloveを中心に総勢10人。鍵盤2人、ギター、ベース、パーカッション、トランペット、サックス、スーザフォンまで揃う大編成

  • Questloveのドラムが土台を作り、そこへベースとパーカッション。これだけでも身体が勝手に反応

  • そしてBlack Thoughtは、生バンドの巨大なグルーヴに負けるどころか、声ひとつで真正面からねじ伏せていく

  • 序盤から「Respond/React」「Section」「Step Into the Realm」「Proceed」「What They Do」とキャリアを横断

  • さらに「The Next Movement」「Clones」と続く

  • 90年代THE ROOTSの強烈なヒップホップ感を、2026年のバンドが生演奏でアップデート



  • Donald Byrd「Change (Makes You Want to Hustle)」まで登場。ヒップホップのルーツにあるジャズ/ファンクへ自然に潜っていく

  • 「Web」からFatback「Dance Girl」、さらに「Give It Up or Turnit a Loose」から「Here I Come」。曲と曲の境目がどんどんなくなる

  • The J.B.’s「Gimme Some More」まで飛び出す

  • James Brownにつながるファンクの歴史を、THE ROOTSの演奏で身体ごと浴びる



  • 「You Got Me」。THE ROOTSを代表する名曲が、生バンドだからこそのダイナミズムで蘇る

  • 終盤は「The Seed (2.0)」からCurtis Mayfield「Move On Up」、さらに「Apache」へ 

  • ホーン、鍵盤、ギター、スーザフォンと全員がTHE ROOTSという巨大なグルーヴの塊を作り上げる

  • ヒップホップを聴きに来たのに、ファンク、ソウル、ジャズの歴史まで浴びる

  • めちゃくちゃ黒く、めちゃくちゃ踊らされた100分






◯まとめ


  • 結成から約40年。懐メロ感など一切なく、今なお巨大なグルーヴを更新

  • U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSからTHE ROOTSへ

  • タブラ+2MCから10人編成のヒップホップ・バンド。同じ日に観る振り幅がおかしい

  • 8月最終日、ライブ2本立て完走

  • 夏の最後にTHE ROOTSを生で浴びる。これ以上の強制終了ボタンはない






仙石幸一

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