【2025年 ライブ参戦記 Erykah Badu presents ‘Abi & Alan’ Featuring The Alchemist 】【MC石幸一の反応】
- 仙石幸一
- 6 日前
- 読了時間: 5分

朝イチから我が家は完全に戦場。
浴室、洗濯機、キッチンのパイプメンテナンス祭りの開幕である。業者さんが来るってことで、奥さまから「大掃除や!」の恐怖の号令が発せられた瞬間、オレは完全に指示待ち人間に変身。もはや使えないルンバどころか、故障したルンバレベル。
「あれ片付けて」「それどかして」の無慈悲な指令の嵐に翻弄されながら、自分のダメオジサンっぷりをさらに奥さんにアピールしてしまった。もう恥ずかしいったらない。
メンテナンス作業中はリビングに逃亡し、パソコンに向かって事務仕事タイム。業者さんの作業音を「現代音楽だな〜」とか言いながらBGMに黙々とキーボードを叩く。意外と集中できるもんである。この集中力を普段から発揮しろよ、オレ。
メンテナンス完了、業者さんお疲れさまでした(心の中で拍手喝采)の後は、メルカリ出品用の洋服撮影大会。あーでもないこーでもないと角度を変えながらパシャパシャ。まるで雑誌の撮影現場のようなプロ意識を発揮するも、実際はただのTシャツ。そして気づいたらもうお昼。。。
そして今日のメインイベント!
待ちに待ったエリカ・バドゥのビルボードライブ。もうテンション爆上がりで完全に落ち着かない。そわそわ、ウロウロ。予習のつもりでエリカ・バドゥの楽曲を聴こうと思ったのに、なぜかブッダブランドのインタビュー動画をYouTubeで見漁ってた。脳内でどんな回路が繋がったのか、本気で謎である。なんでそうなるねん、オレの脳みそ…
そのまま気持ちよく寝落ちしてしまい、目が覚めたらもうエエ時間。完全にやらかした。慌てて準備して大阪へ向かう。
外は雨が降ってるけど、「これはこれでネオソウルが心地よく響きそうな天気やん」と無理やりポジティブ変換。
あぁ 楽しみ半分、クセ強めなお客さんが多いんじゃいかという不安で胃がキリキリ。
単独公演ではオレ史上1番高いチケット代なんだから、絶対に寝るんじゃないぞ!心地良くても絶対にダメだぞと、行きの電車で呪文のように唱えてたら眠くなる。
なんでそうなるねん、オレの脳みそ…
◯エリカ・バドゥーーー

エリカ・バドゥ(Erykah Badu)は、1971年2月26日生まれのアメリカ・テキサス州ダラス出身のシンガーソングライター。
本名はErica Abi Wright(エリカ・アビ・ライト)。
ネオソウル(Neo Soul)を代表する女性アーティストとして知られ、1990年代後半から世界的な人気を獲得。
1997年に発表したデビューアルバム『Baduizm(バドゥイズム)』が全米チャート2位を記録し、世界的な大ヒットに。
ディアンジェロ(D’Angelo)、マックスウェル(Maxwell)らと並び、ネオソウルムーブメントの中心的存在として評価される。
オレ氏漏れなくネオソウルムーブメントを通過し、しっかり洗礼うけハマりたおす
◯ どの作品もネオソウルの名盤

『Baduizm(バドゥイズム)』(1997年)
エリカ・バドゥのデビューアルバムにして、ネオソウルの金字塔と称される名盤
代表曲「On & On」「Appletree」を収録。
グラミー賞(Best R&B Album)を受賞し、世界的ブレイクのきっかけに。
エリカ・バドゥが頭に巻いているターバン真似たクラブ女子が多数発生
ローリン・ヒルか安室奈美恵ラーかエリカ・バドゥみたいなお姉ちゃんでクラブ闇鍋状態だった
2ndアルバム『Mama’s Gun(ママズ・ガン)』(2000年)
名曲「Bag Lady」「Didn’t Cha Know?」などを収録。
ライブ感のあるアレンジと、ディアンジェロらとの共演も話題に。
『Worldwide Underground(ワールドワイド・アンダーグラウンド)』(2003年)
グルーヴ感と実験性が際立つアルバム。ヒップホップ、ファンク、ジャムバンド的要素を融合。
『New Amerykah Part One: 4th World War(ニュー・アメリカ パート1)』(2008年)
『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh(ニュー・アメリカ パート2)』(2010年)
米国社会の矛盾や黒人コミュニティの現実を描き、重厚なビートとリリックが特徴。
◯8年ぶりの日本ツアー!!

エリカ・バドゥ(Erykah Badu)が、2025年6月に待望の来日公演を開催。
前回の来日から約8年ぶりとなる日本公演にファンの期待が高まる。
ツアータイトルは 「Erykah Badu presents ‘Abi & Alan’ Featuring The Alchemist」
新プロジェクト"Abi & Alan"は、バドゥと人気プロデューサーThe Alchemist(ジ・アルケミスト)によるコラボユニット。
今回のツアーでは、クラシックなネオソウルの魅力に加えて、ヒップホップや実験的なサウンドの融合に注目
20,000円越えのチケット代金!?
全公演、即チケットソールドアウト
チケットポチるときにオジサンも手が震えた
◯どれだけ貴重なライブなのかを再確認

ぼっちオジサンと相席になったのはLAから観光で来てたぼっちなアメリカ人青年
アメリカではこんな距離感でエリカ・バドゥ見れない
しかも、めちゃくちゃデカいハコでしか演らない
そんな公演が日本円にしてチケット価格80,000円はするらしい
いかにビルボードで観れるのが凄いことかを熱弁してくれた
◯色々と斬新だぞぉ

壮大なBGMと共にメンバー1人1人がステージに
アルケミスト含むフィンガードラマー5人?にキーボードのRCウィリアムズという編成
そしてエリカ・バドゥが現れると会場の温度がさらに8度ほど上がる
ウエストポーチしてるーーー
グリルしてるーーー
やっぱりデカめの帽子かぶってるーーー
やっぱりめちゃくちゃお洒落ーーー
エリカ・バドゥの両サイドにもサンプラーが配置されてる
サンプラーが生楽器としてライブに編成される時代なんだな
エリカ・バドゥも歌いながら両サイドに配されたパッドいじる
でも、奏でられる音は紛うことなき純度100%のSOUL
今回は新プロジェクトの曲ばかりなんだろね
とアメリカ人青年と話してたのやが、まさか1997年にタイムスリップ!
🎵ON & ON、🎵Appletree 演ってくれたやないかーい
もう1stからの曲聴けただけでチケット代金吹き飛んだ
締めは 最新曲🎵Next To You
揺れだした身体が止まらない75分
あっという間だった
◯まとめ

事前にネットで購入した今回のツアーTシャツで参戦
会場では販売されておらず、LA青年におねだりされたが頑なに拒否
だってここで譲ったらオジサン裸だよ…
エリカ・バドゥはライブ途中でグリル外しながら歌ってたけど…
満員電車の中、上半身裸のオジサンは間違いなく逮捕案件
でも、帰りの電車は身体が火照りたおして脱ぎたいほど熱かった
次はSoulquarians繋がりで、Commonのチケットも買ったやでーー

仙石幸一
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