【2025年 ライブ参戦記 小西康陽『失恋と得恋』アルバム発売記念ライブ@ビルボードライブ大阪 2025.1.24】【MC石幸一の反応】
- 仙石幸一
- 1月24日
- 読了時間: 3分
更新日:6月3日

以前から金曜日って、ライブと相性悪いのな
行きたいアーティストのライブがバッティングしまくる!
「あ〜、このアーティスト見たい〜!」
「でもラジオが〜、、、」
「あ〜、こっちも見たい〜!」
「でもラジオが…」
ひたすらマイクを涙と唾で濡らしまくる
スタジオの皆さん、スマヌ
でも!でも!でも!
ビルボードライブ大阪は1日2公演やってるんです!
「20時30分からの公演なら…もしかして間に合うんじゃ…?」
脳内で計算開始〜!
「19時にラジオ終了→ダッシュで駅→電車→大阪→会場…」
「ギリギリ…いけるかも…?」
そしてことわざ軍団が頭の中で大合唱っ
「思い立ったが吉日!」
「善は急げ!」「好機逸すべからず!」
「鉄は熱いうちに打て!」
結論:「後先考えず衝動的に行動!」
つまり!「行け!!」ということで
4時間の生放送終了と同時に大津を飛び出す
電車の中で「間に合うかな…間に合わないかな…」
このドキドキ感がなんとも強い奴と戦う前の孫悟空感を演出してくれて、脳内で影山ヒロノブの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」がループ。果たして結果はいかに?!
◯間に合うもんなんやね

遅延がデフォルトのJRに運命委ねる
通常運転に一安心
滑り込むどころか、優雅に会場入り
こんばんは、小西康陽先生
◯初の小西康陽先生

1985年にピチカート・ファイヴでデビュー
1990年代の「渋谷系」ムーブメントを代表する存在
めちゃくちゃピチカートの洗礼受けた世代
コマーシャルな日本芸能音楽を洗い清め、ピチカートファイブと一体となって新しい音楽を授かった
ピチカート・ファイヴ解散後は作詞・作曲、プロデュースなど多方面で活躍
2011年には「PIZZICATO ONE」名義でソロ活動を開始。
◯自身初のソロアルバム「失恋と得恋」を発表

ピチカート・ファイヴ時代の楽曲や提供曲、カバー曲を、自身の歌声で新たにアレンジ
我が家の家訓に"大作曲家の歌声には期待すな"がある
坂本教授に小室大先生…
薄味の細い歌声なのやがコクが深過ぎるというか、アレというべきか
その例に漏れず前期高齢者(本人曰く)の小西さんの歌声は「喋りと歌がバリアフリー」
しっかりコクが深いのやが耳に優しい
デジタルではなく、あえてレコードで聴きたくなるのは何でだろ
◯味わい深い大人の貫禄

ピアノ、ベース、ドラムス、ギター、チェロを中心とした5人の編成
ピアノの矢舟テツローさん始めとしたバンドメンバーの極上の演奏
心奪われ揉み揉みされる演奏に、自然体で語りかけるようなトーン小西さん
小さな声で歌うから聴力検査を受けているような気になるほどの傾聴スタイル
"眠くなるよ"との小西さんのMCは、つまり心地良いよって事でした
感情を抑えた中にも深い表現力のある歌声
ただ声がデカいオレ氏は羨ましくなる
◯もっと聴き込んでおくべきやった、、、

ピチカート・ファイヴの🎵また恋におちてしまった に始まり
様々なボーカルで歌い継がれてきた🎵私の人生、人生の夏
小西先生絶賛の矢船さんがボーカルをとる🎵日曜日の印象 など
ユーモアたっぷりのMC織り交ぜながら
音楽の楽しみ方を教えていただく貴重な時間
◯まとめ

あんな前期高齢者になりたいと思わされた夜
あんなインテリジェンスな空気携えたい
無いものねだり
またレコード集めたくなってる
ヤバいスイッチの入った夜、、、
仙石幸一
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また恋におちてしまった
私の人生、人生の夏
あなたのことがわからない
恋のテレビジョン・エイジ
きみになりたい
あなたのいない世界で
動物園にて
東京は夜の七時
日曜日の印象
華麗なる招待
テーブルにひとびんのワイン
陽の当たる大通り
贅沢な演奏に彩られた歌とおしゃべり(話芸!)、そして小粋なダンス。
一緒に踊り出したかった、とても素敵な夜でした。
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