【2025年 ライブ参戦記 Valley - WATER THE FLOWERS, PRAY FOR A GARDEN ASIA TOUR 2025 6.3 @ BIGCAT 】【MC石幸一の反応】
- 仙石幸一
- 6月4日
- 読了時間: 3分

朝イチで神戸まで。
5月って聞くと爽やかなイメージあるじゃないですか?でもやな、オジサンの5月はですね…なかなかにダメージの大きい出来事がありまして。
詳しくは言いませんが(言いたくない)、もうね、気持ちがズーンと滅入って。
「あぁ、、、、」なんて思いながら電車に揺られ神戸へ。港沿いで約束あり、どうやっても神戸の海が目に飛び込んでくる。
神戸の海って決して「うわ〜!キレイ〜!」って海じゃないのな(笑)しかも今日に限って雨風強烈で…
でもなんか、そのちょっと濁って荒れた感じが今のオジサンの心境にはピッタリすぎて。
海を見てたら、なんかこう…泣けてきた。大の大人が一人で海見て泣いてる図、完全にヤバい警察案件(笑)
でもやね、海が言ってくるんです
「オマエはタダでは転ばない男だ!」って、めちゃくちゃ小声で
不思議とほんとにそう思えてきてやね、必ずやり返す?取り返す?それとも倍返し?
(どれが正解か分からないけど、とりあえず全部やる方向で)そう決意。
月替わりのこのタイミングで、神戸の絶妙にキレイじゃない海に、人生の教訓をもらった気がするのな。
ありがとう、神戸の海。次会うときは君も頑張って穏やかでキレイになっていてくれたまへ
…という熱い決意をもって夜は、これまた決して綺麗とはいえない町の心斎橋へライブ。
◯初めまして、VALLEYさん

カナダ・オンタリオ州トロント拠点のオルタナティブ・ポップバンド
2014年結成、現在は3人体制(2024年にギタリスト脱退)
メンバー:Rob Laska(ボーカル・ギター)、Alex Dimauro(ベース)、Karah James(ドラム・ボーカル)
結成のきっかけは2つの異なるバンドのスタジオ・ダブルブッキング
トレンディドラマみたいな始まり、、、
音楽性:ポップ・ロック・エレクトロニック・アコースティックを融合、感情的な歌詞が特徴
代表曲「Like 1999」(2021年)がSpotifyで1600万回以上再生の世界的ヒット
「カナダのグラミー賞」とも呼ばれるジュノー賞「ブレイクスルー・グループ・オブ・ザ・イヤー」ノミネート経験あり
◯ずっと甘酸っぱいんです

2019年デビューAL. 「Maybe」は青春のサウンドトラックみたいな作品
ミニAL.「Last Birthday」をはさんでリリースされた2021年作 2nd.「Lost in Translation」
これまたノスタルジックで夏っぽい青春サウンドトラックみたい
バンド版ポーター・ロビンソン?
2023年の初来日公演でSOLD OUTを記録
今回のツアーは昨年夏にリリースしたアルバム『Water the Flowers, Pray for a Garden』を引っ提げてのパフォーマンス
青春しかない酸っぱい音でオジサンMCの胸を締め付けまくってもらいたいと期待される
◯優しさの塊

ここ最近の洋楽ライブには珍しいほど若者でびっしり
「Like 1999」がTikTokでバズったからなんだろな
TikTokってすげぇなぁ
1曲目から今回のアルバムツアーのタイトルズバリな🎵Water the Flowers, Pray for a Gardenでスタート
一気に会場の期待パンパンに膨らませ2曲目の🎵Bass Player's Brotherで爆発
その後2ndアルバムからタイトルナンバーの🎵Lost In Translationと旧作からもバランスよく演ってくれる
Valleyならではの心地いいメロディが会場包みまくる
◯ファッションも刺さりまくる

ドラムのカラ・ジェームズがまた良いのです
ドラムはもちろん、歌でも魅せれちゃう
Valleyのサウンドにこんなにハマる声ってないよなと実感
独自のバイブスがあり、どこかノスタルジックで心奪われる
そして、ファッションが90年代な感じで
俺も頭にバンダナ巻いてた頃あったよな…と懐かしくなる
◯まとめ

アンコールではとんでもなサプライズ
Vo.ロブ・ラスカが突然、客席にやってきて歌いだす
会場パニック(笑)からの乙女たち失禁状態
どこまでもファン思いの優しい人たち
圧倒的小柄な乙女で埋め尽くされた会場
そこにニョキっと伸びたオジサン
周囲からの邪魔!って視線も温かかった
と思いたい優しい夜でした
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