
娘からの奥さん経由でオレ氏のもとへやって来た鼻水風邪。鼻をかみすぎて意識朦朧朦朧。この朦朧って漢字は本当にもうろう感あってすごいよな。考えた奴に投げ銭してやりたい。そんな朦朧でラジオ乗り切れるスキルもないので、かかりつけの病院へ。 オレ氏の職業を理解してくれてるので何かと助かってる。が、今回は朦朧朦朧しとるオレ氏に鼻の状況よりもJリーグ開幕戦の大阪ダービーについてアレコレ質問攻め。はやく問診せぇ… 前半は五分五分の展開も後半は先生の質問攻めに朦朧欠壊して答える気力失う。 うん、なんかどっかで見た展開… 次は元気な時に病院いって喋り散らかして帰ってやるからな。 で、やや鼻声でラジオ喋りきり神戸へ
◯初めまして、極寒の滋賀からやってきました

初の神戸国際会館こくさいホール
なぜか"こくさい"が2回も登場するホール
1回で十分だろ…
ニシローランドゴリラの学名はゴリラゴリラゴリラでゴリラが3回でさらに意味がわからない
でも、クラシック公演も行われる会場とあって雰囲気良きよき
初がシガーロスでオジサン嬉しくてうっとり目を閉じてしまいそうになる
そして、しっとりしちゃう までがセットです
◯ずっとシガーロスってる

1994年に結成
アイスランド出身のポストロック?バンド
を楽しみに、アイスランドばりに寒波到来の滋賀からやってきました
バンド名はリードヴォーカルのヨンシー(Jón Þór “Jónsi” Birgisson)の妹の名前「Sigurrós」に由来
「勝利の薔薇」という意味があるらしい
FM OSAKAの新人DJ時代に局のライブラリーを漁っていて偶然見かけたジャケットに惹かれて視聴
それがシガー・ロスの2ndアルバムで世界デビュー作 Agaetis Byrjun(アゲイティス・ビリュン)」
ズキュンと撃ち抜かれ、毎晩聴いて寝た
◯3度目のシガーロス!

シガーロス ロスしてたタイミングでまた来日してくれたシガーロス
2000年のサマソニに始まり、今回で11回目の来日
ポストロック、アンビエント、シューゲイザーなどが融合した唯一無二の世界観
ヨンシーのファルセットボイスやチェロ弓を使ったギター演奏が特徴
アイスランドの自然を彷彿とさせる壮大で感情的な音楽。アイスランド行ったことないが、、、多分寒い
初回は2003年新大阪にあるメルパルクホールで心地良すぎて寝落チル
2回目は2008年に今はなき厚生年金会館でやっぱり心地良すぎて寝落チル
と2連続でチルしてもた
条件反射でシガーロスで寝るスイッチが入ってしまうみたい
◯雪もぱらつくシガーロス日和とはこのことか!?

日本でのオーケストラ・セットは初。
オーケストラがバンドの背後に控えているのではなく、メンバーもオーケストラに混ざって、指揮者に従っての演奏スタイル
オレ氏は両隣を中華系と欧米系に挟まれる国際スタイル
1曲目からひたすら耳を凝らさないと聴こえてこない静寂タイム
ヨンシー、もっと声張ってーー!てオレ氏の心の声の方が大きかったはず
ゆっくり時間をかけ、SIGUR RÓSの美しさがホールを包み込んでいく
身体の悪い所が浄化されていくような心地良さ
息吸うのを忘れてしまってウッカリ天に召されそうになる60分
そこからの20分の休憩タイムびっくり

第2部は1部に比べてやや音に圧が加わり没入感増す
時に火山のようだったり、樹海だったり、深海だったりと表情を変えていくライティング
ステージに立ち上るスモークと相まって光と音の大自然にズルズルと引き込まれていく
そして終盤、いよいよ大名曲🎵Hoppipolla がホールに響き渡る
バンドセットにはない、シガーロス交響楽団ならではの楽曲アレンジの数々
貴重で尊い2時間20分(休憩含む)
完璧な夜完成
◯まとめ

静けさ、余韻まで楽しむのがシガーロス
だから、周囲のちょっとした雑音が気になってしまう
後ろの席から上着のガサガサって音が気になりすぎる…
シガーロスだぞ!余韻だ!侘び寂びだ!
一旦、極寒のホール外に放り出されて上着の素材選びからし直してこい
曲完全に終わる前にフライングしてデカい拍手で場を壊す
しかも、1曲中に立て続けで2回も間違い拍手て…
ボートレースで2回もフライングなんかしたら60日間もボート乗れなくなるんぞ!
ボートレースやぞ!シガーロスだぞ!余韻だ!侘び寂びだ!
一旦、極寒のホール外に放り出されて落ち着いてこい
そしてオレ氏は慣れない三ノ宮の地下街で迷子になる
出直してきます
仙石幸一
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